オッサン独りたそがれコロナ療養日記~退院1週間後の状況

はやいもので、退院後1週間が経過しました。
現在の状況ですが……

●体力
退院直後は100~200メーター歩くと両ふくらはぎが攣りそうに
また、軽い腹筋の運動をしたら腹筋が攣った。

現在、1万歩以上歩くことができるように(速度は遅いですが)
腹筋は軽い運動は普通にこなせるようになりました。

●呼吸・咳など
退院直後は少し動くと息が切れる感じでした。胸のあたり(気管支?)に違和感が常にあるような状態。

現在、健常時に比べれば息は上がりやすくなっているものの、退院直後よりはかなり改善胸の具合も同様。
とはいえ、ウォーキング中など運動していると息は切れやすい印象。
引き続きリハビリの必要アリ。

咳は退院直後にはほぼ出ておらず。現在もそれは同様です。

●嗅覚
退院直後も現状も、相当弱くなっています。
つまり、あまり匂いが感じ取れない状況。
醤油の瓶の口に鼻をつけて、すううっと鼻で息を吸い込みようやく醤油の匂いがわかる――そんな具合です。
(息を吸わないと匂いがわからないレベル)

発症直後の完全に嗅覚が死んでいた時に比べれば、多少の回復はしています。


ちなみに発症直後はこのボディシートが無臭でした。醤油も同じく。ポン酢も無臭。
現在はボディーシートの匂いはわかります。
……が、『わかります』というレベルなので、まだまだ嗅覚は弱いなあと。
当然『オヤジ臭さ』こと加齢臭はサッパリ。
ただでさえわかりにくい自分の体臭はまるでわかりません。
なので、より一層清潔にすることを心がけています。

●味覚
退院直後は塩辛さが強調されるケースが多い状態。
麺つゆなどでそれが顕著。

現状はまだ若干その傾向はあるものの、退院直後に比べれば改善されている感じ。
麺つゆも美味しくいただけております。

●体重
退院直後は健常時の5.5キロ減

食欲も旺盛のまま、筋肉も戻り体重は順調に増加。現在は退院直後から1.5Kg増。
まあ、自分で書いててなんですが……筋肉が増えたとかよりもカロリーが病院食(1日1800キロカロリー)に比べて大幅に増えたということなのでしょう。

それにしても、食欲が入院中からまったく落ちてないと言うのが我ながら頼もしいというかなんというか……
高ステロイドであるデキサメタゾンが食欲亢進&体重増加の副作用があるとのことで、まあ痩せないだろうなあと思ってましたが。
まさか、ここまで痩せぬとは……“デブ・フォーエバー”“エターナル・デブ”とは、まさにこのことかと。

●体温、SpO2、その他……
ホテル療養や入院中に全然改善されなかった微熱(37℃前後)は退院して36.5℃前後で安定。現在もその状況です。
SpO2はスマートウォッチによる簡易計測ですが97~100%をキープ。
思考能力の低下(ブレインフォグ)はいまのところ自覚ナシ。
まあ、なにもなくても五里霧中と言う気はしないでもありませんが……

●かかりつけ医との会話
ワクチン2回目の接種は現状見送り。
抗体は感染~回復を経てゲットできていると思うので、世の中の人が3回目のブースター接種を行うタイミング(冬前? 年明け?)で2回目接種する感じで良いのでは、と。
診た感じ特に問題はなさそう、とのこと。

以上、1週間たって気が付いたところです。
退院直後はあまりの体力の落ちっぷりに
(どうしよう……?)
と途方に暮れましたが、この1週間でだいぶ回復傾向になってきている自覚があります。
このまま回復していけば、遠からず普通の生活に戻れるのではないかな、と期待が持てる感じ。

なんにせよ、安心しました。
引き続き、頑張ります!!

オッサン独りたそがれコロナ療養日記 【持ち物編】

ホテル療養と入院期間を思い起こして。
『持ち込んで役に立ったもの』
を“僕の場合は”というマクラ言葉付きですが、挙げてみます。
参考になれば。

『これ、持ってきてください』というものは、各自治体で変わると思いますが。
ちなみに、東京都の場合は

□ 保険証、体温計、バスタオル、タオル類、ナイトウェア等をお持ちください(洗濯設備はありません)。その他、必要に応じて室内履き(スリッパ等)、雨具(退所時の天候により必要な場合があるため)等をご持参ください。
□ 服用している薬は、入所期間に必要な量を余裕を持って用意してください。 やむを得ず不足する場合は、ホテル事務局に連絡の上、入所後にオンライン診療で処方を受けてください。      
□ 水・お茶などの飲み物については、ホテルで提供しています(自動販売機はご利用いただけません。)。
□ 入所後は、退所まで外出することができません。必要なものは入所の際に持参してください。
□ 酒類・たばこ、刃物等危険物のほか、ビン・缶などホテルで処分できないものの持ち込みは禁止です。
□ 入所中は、パルスオキシメーターを使い、指先で体温・血中酸素飽和濃度を測定します(上図参照)。正しく測定できるよう、ジェルネイルやマニキュアは、自宅で可能な限り落としてから入所してください。

とのこと。
要するに、お泊りセットと体温計、保険証です。
ネット通販は使えません。差し入れのみ。

この上で、役に立ったぞと言うものは……

●マグカップ

大き目のマグカップです

 ~大き目の奴を持ち込むと、たとえばお茶漬け作ったりもできるので良いです。
  僕は写真の奴を持ち込みましたが、ホテル療養の時は水道水を部屋備え付けのポットで沸かしてお茶や白湯をガンガン飲んだので役立ちました。
  水分不足すると、免疫にもよくないとのことなので。
  水分補給、重要です。

スマホ・充電器

テーブルの上に充電器。スマホで撮ってるから、スマホの写真はありませんよね。

 ~マスト装備です!
  特に入院して壁から酸素の管が繋がりっぱなしの時には、PCが使いづらく。
  実質スマホのみになりましたので。
  調べものができ、SNSで外界とコンタクトがとれて、ゲームもできて本も読めて
  映画も観ることができるのに、片手で簡単に持てる最強デバイス。
  あらためて、良い時代になったなあと。

  あと、ホテル療養中には体温とSpO2(血中酸素飽和濃度)を測定してスマホで入力しますので、必需品ですね(なくても電話で報告できるみたいですが……)

  ちと長めの充電ケーブルがあると、より幸せになれるかなと。
  ヘッドホンがあると動画も気兼ねなく視聴できますので、なお良しですね。

●着替え

ホテル療養中、洗剤は無料でもらえました。

 ~洗濯できるもの、できないものを見極めて枚数を決定すると良きかと。
  東京都の場合はホテルの洗濯機とかは使えないので、風呂場や洗面所で洗濯することになります。
  Tシャツや下着とかは、速乾素材のものが洗濯の手間がだいぶ省けるので幸せかも。

  スウェットパンツは……手で絞って干したところで、ホテルの室内だとなかなか乾かないので苦労します。
  僕はユニクロのステテコを持ち込みましたが、多分正解だったかなと。

●タオル

 ~バスタオル1枚、普通のタオル2~3枚。
  ホテルのアメニティにバスタオルがなかったので、持ち込み必須でした。
  普通のタオルは顔拭いたりするほかに、借りたアイスノンを包んで温度調節とかにも使います。
  高熱出ていた時には、濡れタオルを部屋の冷蔵庫で冷やしてわきの下やおでこを冷やしたりしてました。
  割と使いであるので、タオルは複数枚持ち込んだ方が良いかと。

●調味料

九州以外の人に受け入れられるかはわかりませんが、僕は好きです。

 ~僕の場合はフンドーキンの醤油が大活躍しました。
  味覚障害でやたら塩辛さがピックアップされる感じになってしまったのですが、甘い醤油は適度にそれを和らげてくれます。
  病院で買い出ししてくれるといえど、さすがに関東の病院の売店に九州の醤油はありませんから持ち込むしかありません。
  ちなみに、ソースは揚げ物弁当が連日続いたホテル療養で威力を発揮しました。

カレーにはソースですよね、オッサンは。


  あと、病院でカレーがでた時も。持ち込み大正解でした。

  食欲は決して旺盛になることはないと体調的にも思うので、最低でも醤油は持ち込んだ方が幸せになれるかなと。

●ふりかけ類

やはり、のりたま最強ですね。

 ~これはホテル療養・入院ともに使いました
  ホテル療養で食欲が落ちて揚げ物が厳しくなったあたりに威力を発揮。
  最悪お茶漬けにして、弁当のお米だけ食べることができるのであると幸せになれるかも。
  やはり、食べないと体力どんどん落ちていきますから……

●ゼリーとか、レトルトおかゆとか

ホテルではランチパックももらえました。

 ~ホテルでは事務局にリクエストすれば貰えました
  でも、お気に入りのものをある程度持ち込んでおいても良いかもですね。

  インスタントみそ汁は、僕の場合には味覚が変わったおかげで全然飲めなくなってしまったので役に立った感はありませんが。
  ホテル療養中のお弁当のおともにあっても良いかもです。

お菓子

味覚変わるかもしれないので、あると幸せかもです。

 ~これは人によって違ってくるかなと思いますが。
  僕の場合、味覚障害で塩辛さがピックアップされてしまったので、甘いものが恋しくなりました。
  少量つまめるタイプのお菓子が、個人的にはありがたかったですね(キャラメルがけのポップコーンとか、個包装のチョコとか)。

●スリッパ

 ~上城は面倒くさがりなので、ホテルでも病院でも基本裸足で行動しておりましたが。
  まあ、あった方がよいのだろうなあと(笑)
  綺麗好きな人はマストかな、と。

●アイスノン的冷却まくら

これは私物です。ホテルの冷蔵庫で十分冷えます。

 ~ホテルでも病院でも、やたら威力を発揮したアイテム
  病院では、言うと貸してもらえます。
  発熱中には本当にありがたいです。
  小さいの用意して脇の下とかに挟めば、さらに良かったかなあとも、

以上です!

思いつく限り挙げてみました。
ホテル療養や入院は隔離で、一度入ると外界から遮断されますので最初に持ち込む荷物は結構大事かなと。

ご参考になれば、幸いです!